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やます問屋が行く!

第31回大宝八幡宮編

茨城県下妻市に鎮座する大宝八幡宮は、「関東最古の八幡様」として知られる古社です。

  • 創建と歴史: 文武天皇の大宝元年(701年)、藤原時忠公が九州の宇佐八幡宮から神霊を勧請して創建したのが始まりと伝えられています。これは関東地方における八幡宮の中で最も古い歴史を持ちます。

  • 御祭神と御神徳: 主祭神は、誉田別命(ほんだわけのみこと、応神天皇)を主座とし、足仲彦命(たらしなかつひこのみこと、仲哀天皇)、気長足姫命(おきながたらしひめのみこと、神功皇后)の三柱をお祀りしています。武の神、文化の生みの親神として、財運招福厄除け交通安全事業繁栄など、広大な御神徳で信仰を集めています。

  • 文化財: 現在の本殿は安土桃山時代(1577年)に再建されたもので、桃山時代の地方的建築の様子を示す貴重な遺構として国の重要文化財に指定されています。また、境内はかつての大宝城の城跡でもあり、国指定史跡となっています。

  • 関連の歴史人物: 源頼朝が奥州征伐の平定を機に、摂社である若宮八幡宮を創建したほか、平将門公も戦勝祈願のために度々参拝したと伝えられています。

「タバンカ祭」などの珍しい神事や、桜の名所としても知られ、現在も多くの参拝者が訪れる由緒ある神社です。

 

 

 

 

 

 


“かわだくん”からのコメント

やます問屋、河田です!
鳥居のすぐそばにあるえびすや様、名物の厄除け団子が有名です。
食事も宝ラーメン、あんみつ夏にはかき氷も楽しめます。